※5/8(日) 11:14北海道新聞

 【斜里】オホーツク管内斜里町の知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」(19トン)が沈没し、14人が死亡、12人が行方不明となった事故で、国土交通省などがカズワンの船体の引き揚げ費用の一部を国が負担する方向で調整していることが分かった。複数の政府関係者が7日、明らかにした。最終的な負担額は数億円以上になる可能性があるが、事故原因の究明に向け、できるだけ早期に船体を回収する必要があると判断したとみられる。

 海洋汚染防止法は船舶の海洋投棄を禁じている。沈没船は原則、事業者が引き揚げる必要があるが、技術的に難しい場合は例外的に放置することを認めている。カズワンの船体は、海上保安庁の潜水士も潜れない水深120メートルの海底に沈んでおり、運航会社「知床遊覧船」(斜里町、桂田精一社長)が自力で引き揚げるのは困難な状況だった。

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Yahoo!ニュース: 観光船引き揚げ 国負担は数億円か - Yahoo!ニュース.
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