●ロシアは巨額の戦費を負担しきれず

ウクライナの世論は、かつては親ロ派と親欧米派に真っ二つに分かれていたが
2014年のロシアによるクリミア併合後は親欧米感情が高まったと、高は指摘する。
「さらに今回の侵攻で、ウクライナの状況は一変した。ウクライナの人々は一丸となり
ロシアに抵抗し、国を守ろうとしている」ロシアはウクライナを力ずくで奪おうとして
「完全に失ったようなものだ」。
侵攻後のロシアの戦績に関する高の評価はそれ以上に手厳しい。
プーチンとその取り巻きは「軍事、経済、政治、外交、世論、プロパガンダ、情報」の領域で
展開される現代のハイブリッド戦争の戦い方がよく分かっていない、というのだ。

「ロシアが電撃作戦に失敗し、短期間で勝利できなかったことが、ロシア敗北の始まりを告げた」と
高は言う。ロシアには「1日に何百億ドルもの戦費が掛かるハイテク戦争」を続ける財政的余裕はない。
軍事力と経済力ではロシアのほうがはるかに有利なはずだが
ウクライナの抵抗と西側の効果的な支援が国力の差を帳消しにしたと、高は見る。


さすが現代の中国 中国はハイテク機器などは日本や欧米のモノを模倣ばかりしてたけど
最近の中国製の完成度は本家製品以上の付加価値を付けて目を見張ってたけど
国際分析力もスゲェーわ