東京・世田谷区の東急田園都市線・三軒茶屋駅のエレベーターの中に、3人が一時、閉じ込められた。
3人は18日午後、救助された。

18日午後5時ごろ、世田谷区の東急田園都市線・三軒茶屋駅にあるエレベーターで、「3人が閉じ込められている」と、東京消防庁に通報があった。

警視庁によると、エレベーターの中に3人が閉じ込められていて、救助活動が続けられたが、3人は、およそ40分後に救助された。

これまでのところ、3人にけがはないという。

当時、周辺で停電などは起きておらず、原因はわかっていない。

東急田園都市線・三軒茶屋駅は、渋谷駅から2つ隣の駅で、非常に多くの人が乗り降りする駅。

東急電鉄によると、三軒茶屋駅の1日の平均利用者数は、およそ11万人にのぼる。

午後5時という時間帯には、多くの乗客がいたものと思われる。

そして、三軒茶屋駅にエレベーターは3カ所あるが、ホームから地下通路までのエレベーターが2台、地上に出るためのエレベーターが1台。

今回、この地上に出るためのエレベーターで、3人が閉じ込められたという。

通報から40分後、午後5時40分ごろに、3人は救助され、けがはなかったという。

現場は、南口A、南口Bの出口のエレベーターだという。

閉じ込められていた人「ガクッといって、そのまま止まって。高校生の男の方が、緊急ボタンを押して、駅の方と話してくださって。駅の方がエレベーター会社に連絡してくださって、30分くらいかかるので待っていてくださいということで。わたしも特に具合は悪くならなくて、大丈夫です」

FNN プライムオンライン 2022年5月18日 水曜 午後5:58
https://www.fnn.jp/articles/-/361966