金沢市の運送業の会社が従業員の賃金を2か月分支払わなかったとして、金沢労働基準監督署は会社と社長の男性を20日付けで最低賃金法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのはトラックの運送業を営む金沢市間明町のLSAと、その社長の58歳の男性です。

LSAは、会社で働く11人の従業員に去年7月と8月の2か月分の賃金、合わせておよそ590万円を所定の支払日までに支払わず、これにより、当時の最低賃金833円以上の金額を支払わなかった疑いが持たれています。

働いていた従業員が金沢労働基準監督署に相談し発覚しました。

LSAは去年9月に事業を停止していて、調べに対し男性は「経営状況がよくなかった」と話しているということです。

MROニュース 2022年5月21日(土) 14:32
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