国民民主党の岸本周平幹事長代行(65)=衆院和歌山1区=が23日、和歌山市で記者会見し、今年12月に任期満了を迎える和歌山県知事選に立候補すると表明した。これに先立ち、定例会見に臨んだ現職の仁坂吉伸知事(71)は、自身が出馬するかどうか明言を避けた。岸本氏の動きについても「意味のある答えができない」と述べるにとどめた。

仁坂氏は進退を表明するタイミングについて「6月の県議会で発表したい」と語った。県議からの質問に答える形を想定しているとした。

仁坂氏は昭和49年に旧通商産業省(経済産業省)入省。平成18年から知事を務め、現在4期目。岸本氏は昭和55年に旧大蔵省(財務省)に入り、平成21年衆院選で初当選し、現在5期目。

産経新聞 2022/5/23 13:22
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