※TBSテレビ2022年5月23日(月) 16:46

課税を免れるため、ベトナムの税関職員に現金およそ980万円分を渡したとして、東京地検特捜部はプラスチック製品の製造メーカー「天馬」の元社長ら3人を在宅起訴しました。

外国の公務員に賄賂を渡すことを禁じる不正競争防止法違反の罪で在宅起訴されたのは、東京・北区のプラスチック製品メーカー「天馬」の元社長・藤野兼人被告(69)と本社の経営企画部長だった細越勉被告(57)ら3人で、法人としての「天馬」も起訴の対象となっています。

特捜部になどよりますと、3人は2017年6月、ベトナムの子会社が輸入した金型を巡って、支払うべき税金を減らしてもらうため、現金20億ドン、日本円にしておよそ980万円相当を現地の税関職員に渡した罪に問われています。

「天馬」が設置した第三者委員会の調査によりますと、子会社が輸入した金型がベトナム国内で転売されていたことが指摘されて、ベトナムの税務当局から17億円の追徴課税を求められたため、税関職員に現金を渡して便宜を図ってもらったということです。

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