クボタは2025年にも水素を燃料にする燃料電池車(FCV)のトラクターを世界で初めて商用化する。FCVは乗用車では電気自動車(EV)に比べて販売が伸び悩むが、大馬力のいる農機や商用車では電動に比べて車載電池を小型化できるため普及が進むとみられている。農機は農業全体の温暖化ガス排出量の最大3割を占める。水素を農家に届ける燃料の供給網の整備も見据え、農機の脱炭素を急ぐ。
約800億円を投じて堺市に新...(以下有料版で,残り520文字)

日本経済新聞 2022年6月1日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF168H70W2A510C2000000/