れいわ新選組は7日、今夏の参院選比例代表に北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の元事務局長・蓮池透氏を公認候補として擁立することを発表した。
山本太郎代表が国会内で会見を行った。

 透氏は拉致被害者の蓮池薫さんの兄で、元東京電力社員。原発の廃止を訴えている。
2019年の参院選でも同党から比例代表で出馬したが、落選している。

 透氏は山本氏の3年間について「意表を突く、想像も及ばない期待以上のことをしてくれる人だな」と評価し、
「山本太郎という人を応援する気持ちは3年前よりもさらに強くなっています」と話した。

 同党は2019年の参院選で2議席を獲得しており、この選挙では「最大8、最小3議席」の獲得を目標に掲げている。

 山本氏は「3年前に旗揚げして最初にメンバーになってくれたのが蓮池さん。蓮池さんがいなかったら今の新選組はない」と透氏を紹介。
以前からこの選挙における”隠し玉“の存在を匂わせていたが、「皆さんがご期待されているような有名人の方との交渉は絶たれてしまいました」と明かした。

 また、現政権について山本氏は、「岸田政権で岸田さんは透明人間みたい。味のないパスタなんですね。安倍さんは賛否あった。
菅さんはクビにされるほど存在感があった。でも岸田さんは存在感がないので危険なんです。」と持論を展開し、「資本家の犬」と改めて批判した。
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