多数の児童が相次ぎ嘔吐(おうと)などの症状を訴えているとして、群馬県太田市立沢野小が学校閉鎖を決めたことが15日、分かった。期間は15~17日の3日間。保健所が入り調査を進めている。15日正午時点で重症者は確認されていない。

 同校と市教委によると、14日以降、4年生を中心に児童28人が体調不良で早退。同日中に全学年の児童計30人以上が胃腸炎のような症状を訴えていることを確認した。さらに15日には教職員15人が吐き気などの症状を訴え、休んでいるという。

 同校は14日、保健所や市教委などに状況を報告。児童の安全面を最優先し、学校閉鎖を決めた。保健所の指導に従うとともに、全校児童715人、職員約60人の健康状態の把握に努めている。

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