★「ワクチン打たないと仕事につかせない」等…職場で多い“上司からの暴言” 弁護士「必ず録音を」

過重労働などの労災や、職場のハラスメントに関して弁護士に無料で相談できる取り組みが
18日、全国で一斉に行われます。後を絶たない職場での問題、一体どんなものが多いので
しょうか。金沢合同法律事務所の徳田隆裕弁護士に聞きました。

徳田弁護士:
「私が感じている石川県内で一番多い相談はハラスメント問題です」

 中でも一番多いのは…。

徳田弁護士:
「上司からの暴言ですね。とっととやめろですとか、お前はこの仕事向いてないとか酷い事を
言われるという言葉の暴力が多いです」

 上司からの執拗な叱責や嫌がらせなど、パワハラを訴える時に必要なことは…。

徳田弁護士:
「録音です、パワハラを受けたら必ず録音しておいてほしいです。証拠がないと会社も
裁判所も動いてくれません」

 また、コロナ禍ならではの相談も多いということです。

徳田弁護士:
「(仕事が)リモートになっていつでも仕事ができるようになって、それによって逆に
長時間労働になるとか」

 コロナ禍で増えたリモートワーク。利便性が高いように見えてこんな相談もあるようで…。

徳田弁護士:
「会社にいけば人とコミュニケーションができるが家でひたすら仕事をすると気が滅入ったり
とかリモート中に上司からひどいことを言われるといった形」

 また、こんなハラスメントも…。

徳田弁護士:
「(ワクチンを)打っていないとお客さんと接触するような仕事につかせないとかって
いうのもあります」
2回以上ワクチンを接種した人が社内でひいきされるなどといったケースもあるそうです。

徳田弁護士:
「1人で悩んでもなかなか悩み解決するのは難しい。今回は電話相談ですけど無料で専門家
がアドバイスできますので、長時間労働ですとかハラスメントとかコロナの労働問題でお困り
の際は気軽にお電話頂けたらなと思います」

https://news.yahoo.co.jp/articles/646744ca22ca541151d5cd1cc723d98c343fe3a4