※2022/06/23 07:35

 北方領土の 歯舞はぼまい 群島・貝殻島周辺でのコンブ漁が22日に始まり、200隻を超える漁船が一斉に出漁した。例年は6月1日に出漁するが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で日露間の交渉が難航し、操業が遅れた。

 根室市の 納沙布のさっぷ 岬の沖合に集まった漁船は、22日午前6時、小倉啓一・歯舞漁協組合長らが振った旗を合図に出漁した。3・7キロ先の貝殻島灯台付近に次々到着すると、 棹さお を使ってコンブを採取した。

 現場海域では、操業ルール順守を求める歯舞漁協の指導船など3隻のほか、ロシア側の警備艇も監視に当たった。ロシア側の関係者は次々と漁船を「訪船」して操業の書類の点検などを行い、漁業者は緊張しながらの漁となった。

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読売新聞オンライン: 根室から歯舞へ200隻超が出漁、ロシア側の関係者は次々と漁船を「訪船」.
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220623-OYT1T50097/