※2022/6/23 15:29

行き過ぎた見た目への信奉は、「ルッキズム」(外見至上主義)として社会的に問題視されるようになった。もっとも過去の選挙や政治活動において、「イケメン候補」「美人すぎる議員」が話題を集めたのも事実。今回の参院選を巡っても、ある女性候補を「顔で選んでくれれば一番」と発言した国会議員が批判を浴びた。果たして候補者の見た目は、投票行動にどれだけ影響するのか。こうした現象の研究を進める専門家に話を聞いた。

「過去の国政選挙と比べて、立候補者のしぐさや面魂(つらだましい)といった『非言語情報』が、投票行動に比較的大きな影響を与えるかも」

ベストセラー「人は見た目が9割」(新潮社)の著者で、宝塚大の竹内一郎教授はこう予測する。

なぜ「比較的大きな影響」になりそうなのかといえば、公約の違いが目立たないからだという。新型コロナウイルス禍やウクライナ侵攻、物価高への対策とアピールする政策が似通い「有権者目線では政党ごとの特色が分かりにくい」と指摘する。

公約という「言語」で差が見いだせなくなると、今度は街頭演説やSNS(交流サイト)における見た目の重要度が増す―という見立てだ。

続きは↓
産経ニュース: 投票行動にも「ルッキズム」?見た目の影響は 進む研究.
https://www.sankei.com/article/20220623-2CX5OLDRRVNWXANSATC5GNXVWU/