2022/7/22 17:12

令和5年3月に開業予定の相鉄・東急直通線でレール敷設が完了し、新横浜駅(横浜市港北区)で22日、レール締結式が開かれた。
神奈川県内を走る相模鉄道のレールが東急東横線・目黒線を介して東京メトロ副都心線や都営三田線など7社局の計14路線とつながった。首都圏の広域鉄道ネットワークが完成することになり、利便性が大幅に向上しそうだ。

締結式では、斉藤鉄夫国土交通相らが「エイッ、エイッ、エイッ」という掛け声とともにレールを固定するためのパンドロールと呼ばれる部品を締めた。テープカット後に相鉄・東急直通線の線路を工事用車両がゆっくりと発進。地下4階の新横浜駅構内で汽笛を響かせると拍手が上がった。

相鉄・東急直通線は、東急東横線・目黒線の日吉駅(同区)と相鉄の羽沢横浜国大駅(同市神奈川区)を結ぶ約10キロの路線。東海道新幹線との乗換駅である新横浜駅に直通することで、沿線の新幹線へのアクセスが向上するという。

https://www.sankei.com/article/20220722-SKJL4QD53FPURE76S6Q3NTZ4GQ/