福岡| 07/25 20:41

“餅一筋”で50年にわたり福岡の米菓メーカー「もち吉」の社長を務めた森田長吉さんが21日に亡くなっていたことが、25日分かりました。84歳でした。

森田長吉さんは、1938年直方市に生まれ、高校卒業後、父親が1929年に創業し当時、和菓子などを製造・販売していた「森田製菓」の家業を継ぎました。

その後、もち米を使った「あられ」と出会って東京で修行したのち、最初のヒット商品「パンチせんべい」を開発しました。

社名を「もち吉」に変更し直売店を増やすと、全国の米菓メーカー売上高ランキングで第4位まで成長。

「米よし、水よし、技もよし」のキャッチフレーズで自らCMに出演するなど“餅一筋”の人生を歩み、名物社長となりました。

しかし糖尿病のため長く療養中でしたが、今月21日に県内の介護施設で亡くなりました。

もち吉によりますと葬儀は家族のみで執り行われ、後日、お別れの会を予定しているということです。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=8873216&ymd=2022-07-25