麻生のおじーちゃん

お茶の商人がアヘン戦争を引き犯した!?【CGS茂木誠ニュースでわかる地政学第20回】

横浜がどんどん発展していきます。「ジャーディン・マセソン商会」は横浜にも支店を開きます。

これが横浜で最初のヨーロッパ式建築で目立っていた。
英一番館(エイイチバンカン)と言ったそうです。

支配人になったのがウィリアム・ジャーディンの甥。
ウィリアム・ケズウィックという人物。
その後、「ジャーディン・マセソン商会」横浜支店の支店長に抜擢されたのが吉田健三(ヨシダ ケンゾウ)という人物。

吉田健三には子供がおらず、養子をとります。
その養子が吉田茂(ヨシダ シゲル)です。

なぜ吉田茂が、イギリスやアメリカと常に良好な関係を保ち、
日本が戦争で負ける前から和平工作をやっていて、負けたらダグラス・マッカーサ―の下で首相になれたのは何故かと考えると…もともとこういう繋がりがあったからだということです。

吉田家の黒幕は「ジャーディン・マセソン商会」ということです。

吉田健三(ヨシダ ケンゾウ)18歳ぐらいのときにイギリスに密航して2年ぐらいで帰ってきた。

言い忘れた。伊藤博文も、井上馨も「ジャーディン・マセソン商会」横浜支店から出向しています
最近、映画になった「長州ファイブ」なんてかなり美化していますが、
あの人たち2~3年前までは尊王攘夷(そんのうじょうい)とかいってイギリス公使館の焼打事件とかおこしているんですよ。
テロリストですよ?
テロリストを「ジャーディン・マセソン商会」は飼いならして、金やるからロンドン行ってこいやと全て旅費も船も用意して留学させる。
現在の金額にすると1人あたり1億円ぐらいの費用がかかったということも載っていますからね。

「長州ファイブ」ね…
日本に戻ってきたらみんな造幣局長とか、大蔵大臣とか金融系の仕事についた。
伊藤博文は総理大臣になった。