北朝鮮利権に蠢くトランプ婿 | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]
2019/08/07
https://japan-indepth.jp/?p=47227

【まとめ】
・北の脅威をめぐりトランプ氏と対立していたコーツ長官が辞任。
・トランプ氏の金委員長擁護の裏に北朝鮮の利権か?
・米議会はトランプリスクに備え、駐韓米軍の現状維持義務付け。

■ クシュナーが繋ぐ?トランプと金正恩

2018年6月の米朝シンガポール首脳会談直後、トランプ大統領と金正恩の関係について、ニューヨークタイムズは、「北朝鮮によるクシュナーに対する序曲」(North Korea’s Overture to Jared Kushner)との署名入り記事を掲載(2018・6・17)した。

この記事では、「北朝鮮の最高位級要人が、シンガポールに駐在する米国人鉱山実業家ガブリエル・シュルツ氏にクシュナー氏との水面下のチャンネルを頼み、(このような関係が)米朝首脳会談の成功を助けた」と報道した。シュルツ氏は、「SGIフロンティア・キャピタル」を経営し、エチオピアやモンゴルなどで鉱山開発事業を行い、これまで何度も北朝鮮を訪れ、北朝鮮と開発事業を議論した人物だという。