細田博之衆院議長は5日、衆院本会議で安倍晋三元首相(享年67)の弔詞を朗読した。

 安倍氏は、参院選期間の7月8日、奈良・大和西大寺駅付近で応援演説をしていた際に銃撃を受けて死去した。
細田氏は「安倍晋三君は4度総理大臣の重責を担い、8年8か月にわたり国政を統理されました。
君は終始、経済の成長、および行財政と教育の改革、ならびに災害からの復興に心魂を傾け、
また世界の平和と繁栄に力を致し、国民生活の充実と我が国の国際的地位の向上に貢献されました。
その功績は誠に偉大であります。衆議院は君の長逝を哀悼し、謹んで弔詞をささげます」と朗読した。

 また、衆院本会議では、来日中のペロシ米下院議長が傍聴した。

 参院本会議でも、尾辻秀久参院議長が弔詞を朗読。
「憲政史上最も長きにわたり首相の職責を務め、我が国民主政治発展のため力を尽くされた」と哀悼の意を表明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cca40a1714e55d4ba4f226c1c3ad41f1e418b02