2022年8月13日 15時9分

 東京メトロは13日、副都心線新宿三丁目駅に停車した和光市発元町・中華街行きの電車(8両編成)がドアを開閉せずに出発したと発表した。同日午前8時50分ごろに停車後、男性運転士が眠気に襲われ、客の乗り降りが終わったと思い込んだという。約110人が乗降できなかった。

東京メトロ、4路線で減便へ 通勤時間帯も対象

 同社によると、運転士は午前5時半ごろから乗務を始めた。乗務前に9時間の睡眠を取り、心身に問題はなかったとしている。運転士は「眠気をもよおしてしまい、パッと見たらドアが閉まっていたので自分自身で乗り降りが既に終わったと思い込んでしまった」と説明したという。

 同社では5月にも丸ノ内線で同様の事案が発生。「停車中に体を動かす。眠気がある時は起立して運転するなどの眠気防止対策を徹底する」としている。

ソース https://news.livedoor.com/lite/article_detail/22669803/