出生率が低下して少子化が止まらないなかで、この難局に政府はどう向き合うのでしょうか。

 去年の出生数、過去最小の81万人。減り続ける人口。そんななか、今回の内閣改造で少子化担当大臣となったのが。

 少子化担当・小倉將信大臣:「41歳で、ちょうど私の世代は子育て世代だと思います」

 第2次岸田改造内閣最年少、41歳の小倉將信大臣。

 少子化担当・小倉將信大臣:「昨今の少子化の進行は危機的状況であり、子ども政策の充実は待ったなしの課題と考えています」

 2007年に少子化担当大臣が設置されてから15年。

 出産や育児支援、男女共同参画、教育無償化などこれまで多くの政策が実行されましたが、いまだ出生数は下がり続け出生率もなかなか上がっていません。

 海外からも懸念の声が。

 イーロン・マスク氏:「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ消滅する」

 少子化対策には何が有効なのか。

 アベプラもたびたび、少子化対策を議論。

 ひろゆきさん:「最初に1000万円あげて、子ども産むにはちょっと厳しいよねっていう経済的な家庭でも子どもが産めるような状況にしたほうが子どもは増えるんじゃないのって話です」

 金曜MCひろゆきさんの子どもを産んだら1000万円支給案や…。

 明石市・泉房穂市長:「大事なことは色んなことに寄り添っていくことなので」

 子育て支援で、医療費・給食費・保育料など5つの無料化で出生率が上がり、人口、税収とも増加した兵庫県明石市の例を伝えてきましたが…。

 岸田総理大臣:「少子化対策を抜本的に強化するため若いフレッシュな目線で対応できるよう」

 この難局に、41歳の若き少子化担当大臣はどう挑むのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a0b5c7c58ff87f633242a2901f69a34b4d0ff0f