■萩生田氏の選挙活動の支援は「神様の計画のための仕事」だった

関連団体との関係を明かした萩生田氏。一方で、旧統一教会そのものとの関係を証言する元信者がいます。

元信者
「『政界に戻らせてください』と言っていたので。『浪人生』って自分で言ってたと思うんですけど」

2000年代後半の学生時代に入会した元信者。民主党政権時代の2009年ごろ、落選中の萩生田氏が頻繁に八王子市の関連施設を訪れ、何度も挨拶をしていたと証言します。教会からはこう言われていたといいます。

元信者
「安倍さんの側近というか、一番お近づきになっている方が萩生田さんなので。八王子教会は萩生田さんを政界に戻すことが、神様の計画というか使命みたいな感じで言われていました」

さらに、信者たちが萩生田氏の選挙運動の支援もしていたといいます。

元信者
「ビラを配ったりポスターを貼ったり剥がしたり、電話かけを一日やるとか、それが仕事みたいな。それがただの仕事じゃなくて、神様の計画のための仕事って思ってるから。絶対やらなきゃいけないとなっていました」

これまで、教団のイベントで挨拶をしたことは認めていた萩生田氏。

萩生田政調会長(8月2日)
「特別なんて言いますか、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、自分なりに地元のみなさんで、その中にそういう関係者がいたのかもしれないという認識です」

元信者
「地元の皆さんとかじゃなくて、教会員しかいないんで。家族として萩生田さんのことを思うくらいに自分の時間を全部(教会の)若い人たちは使ってたのに、『そういうのは関係ない』って言われたら。いきなり今日から友達やめるねって言われてるくらいの…あの…絶望っていうんですかね、残念とかじゃなくて。なんでそんなこと言うんだろうって」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3160328c5f95c921637519834638c15b3093a85