※山陰中央新報

個人情報3万1千人分保存のパソコンを紛失、患者のカルテ入力用 島根県立中央病院
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/257680

2022/8/22 18:47

島根県立中央病院が22日、患者と病院職員計3万1千人分の個人情報が保存されていた電子端末(デスクトップ型パソコン)1台を紛失したと発表した。病院は修理に出したとしているが、修理業者は記録がないと説明しているという。現時点で情報の流出は確認されていない。

 紛失したのは患者のカルテを入力、閲覧する端末。受診、入院した患者2万4563人の氏名や受診診療科名、端末を使う職員6180人の氏名や職員番号が保存されていた。

 端末は自動的に再起動を繰り返す不具合があったため、昨年3月1日、修理業者にメールで修理見積を依頼。同9日に業者が回収のため病院を訪れた窓口の記録が残っているという。

 11月になっても端末が未返却だったため、業者に問い合わせたところ、修理見積の受け付けの記録がないことが判明。担当者への聞き取りや依頼時のやりとりを記したメールの復元などを経て、今月12日、業者に再度見解を尋ねたが、引き渡しに関する文章が存在しないことから「受け取りを断言できる状況にない」との認識が示されたという。

 22日に会見した同病院の井手久武事務局長は、業者から受領書をもらっていなかったことや、発注から受け取りまでを職員1人で担当したことが原因と説明。「あってはならないことで心よりおわびする」と陳謝し、(略)

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