三井住友フィナンシャルグループ(FG)は米国で個人向け金融に参入する。2023年に新たなネット銀行を立ち上げ、個人向けローンなどを提供する。人口減少や長引く低金利で日本国内の収益基盤が揺らぐ中、成長が見込める海外市場の開拓に力を入れる。低コストのデジタル金融が市場参入のハードルを下げており、金融機関の競争の構図も変わろうとしている。

三井住友銀行傘下でカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置くマニ...(以下有料版で、残り1310文字)

日本経済新聞 2022年8月23日 17:00 (2022年8月23日 19:44更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB228J10S2A820C2000000/