自民党の二階俊博元幹事長は24日、東京都内で講演し、同党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に関連し、
一部議員が選挙で旧統一教会から応援を受けていたことを念頭に、選挙活動のあり方について「できるだけ気を付けてやるべきだ」と述べた。
同時に「(応援してくれる人が)いい人か悪い人かよく吟味して対応すべきだといわれればそれまでだが、そんなことが瞬時に分かるはずがない」とも語った。

二階氏は講演で、旧統一教会と自身との関係について「ありません」と否定。閣僚らと旧統一教会との関係が次々と判明している現状に関し、
「(政治家は)多くの皆さんから支援を得たいと思う。われわれは選ばれる方だが、応援してくれる人たちをこっちが選択する権利はほとんどない」と語った。

また二階氏は秋の臨時国会で、新型コロナウイルス対策などのために大型の補正予算を編成すべきだとの認識を示した。
「国民がこれだけ警戒心を持って怖がっている。政府としては予算をしっかりして万全の態勢を組んでおくことが大事だ」と語った。
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