府警は、この男が肩から掛けていたバッグに着目。捜査の結果、同日午前9時頃、高井容疑者が当時住んでいた東京都港区内の量販店で、クレジットカードで購入されたものと酷似していたことがわかった。 さらに、このカード会社に照会したところ、直子さんの死亡から5日後の昨年7月27日、高井容疑者がコールセンターに電話をかけて「カードを紛失した。身に覚えのない請求がある」と訴え、代金の支払いを免除されていたことも判明。府警は関与を隠すための偽装工作だったとみている。 高井容疑者は調べに対し、黙秘しているという。