【社会】家庭環境で差がつく「子供の国語力」…下層階級は本を読む機会もなく、コミュ障、陰謀論、ヘイト、孤立に陥りがち [ボラえもん★]
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2022/08/27(土) 11:03:27.90ID:SdfrL4B/9
〈教育格差のリアルな実態〉と最前線の取り組みを追った新著『ルポ 誰が国語力を殺すのか』が話題を呼ぶ、ノンフィクション作家の石井光太氏。
「社会の荒波を生き抜く力」としての国語力を育むために、家庭と学校でできることとは? 

■国語力の弱さは生きる妨げとなる

 社会がグローバリゼーションによって複雑化する一方で、日本の子どもたちの国語の力の脆弱さが顕著になりつつあることは、ずいぶん前から指摘されてきました。

 学校の教員の多くが、近年の子どもたちは、言葉によって道を切り開いていくのが苦手だと指摘しています。
あらゆることを「ヤバイ」「エグイ」「死ね」といった極端な言葉で表現することで、他者との無用なトラブルを生んだり、コミュニケーションを諦めてフェイドアウトするような子どもが典型例です。

 本来、人にとって言葉は、物事を知覚する、想像する、思考する、表現するといったことのベースとなるものです。
それを時代に合った形で適切に使用できなければ、生きるうえでの妨げとなります。

(中略)

■国語力をめぐる深刻な「家庭格差」

 私は『ルポ 誰が国語力を殺すのか』という本で、現代における国語力の問題に警笛を鳴らしました。

 文科省は国語力を単なる読解力ではなく、語彙をベースにして情緒力、想像力、論理的思考を駆使して上手に生きていくための生きる力としています。

 たとえれば、社会は荒海のようなところです。国語力は、その荒海を渡るために必要な「心の船」です。
語彙をベースに情緒力、想像力、論理的思考をフル回転させることで初めて、複雑な社会を生き抜くことができる。

 昔の社会は今ほど複雑ではなく、国語力は自然と身につけるものでした。
読書によって語彙力・読解力を鍛え、自然の中での遊びを通して情緒力を鍛え、親族や他者と交わる中で常識や想像力を磨く。
そして学校で年齢に合った論理的思考の訓練をしました。

 しかし今は、それが非常に難しい時代になっています。格差拡大の中で、本を読む機会がほとんどない子や、スマホやゲーム漬けで育てられる子が急増しました。
地域間交流が減り、人間関係も限定的。外国籍で日本語を上手に操れない親、精神疾患や依存症で子どもと適切な対話をする余裕さえない親は数百万人に及びます。

 こうしたことから、親が意識を持って国語力を磨かせようとする家庭と、そうでない家庭では、育った子どもの国語力に明確な差が現れます。
私はこれを国語力をめぐる「家庭格差」と考えています。

 家庭格差の上層の子どもは豊饒な言語空間で育ち、豊かな想像、思考、表現が可能になり、複雑な社会を生きる力を身につけることができます。
グローバリゼーションの中を生き抜ける若者は、そういう者たちです。

 一方、下層の子どもは、適切な言葉が身についていないためにさまざまなところで壁にぶつかります。
現代を象徴する問題――コミュ障、陰謀論、ヘイト、孤立は、そういったところで起きています。

 今の子どもたちが直面しているのは、こうした生きる力としての国語力の脆弱さなのです。

(全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8e55f6c50bcecc3e2e0a85052dab09d85b52a87
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