※8/27(土) 20:30tenki.jp

日に日に日没が早まり、星が輝き出す時刻も早くなりましたね。空気が澄んで、夜空がより美しく見える季節はもう間近です。9月の中秋の名月、11月の皆既月食など、来月から12月にかけては、月にまつわる現象が見逃せません。
今回は、9月から12月にかけて注目したい月に関連する天文イベントをご紹介します。

【9月10日】今年の「中秋の名月」は満月!
「中秋の名月」は旧暦(太陰太陽暦)8月15日の夜に見える月のことで、「十五夜」ともいいます。この日の月は一年で最も美しいとされ、観月の行事が行われてきました。日本のお月見の風習は、平安時代に中国から伝わったといわれています。
中秋の名月は、いつも満月になるわけではありません。その理由は、中秋の名月は旧暦の日付で決まり、満月は、太陽、地球、月の位置関係で決まるため。旧暦では朔(新月)となる日をその月の1日とし、月の満ち欠けの中間点にあたる15日が満月であるとされていました。実際には、月の公転軌道は楕円形で、新月(朔)から満月(望)までの日数は13.9日から15.6日と大きく変化します。
2022年は、中秋の名月が満月となります。2023年も満月となりますが、その後は2030年まで待つことに。名月が満月と重なる今年は、ぜひお月見を楽しみたいですね。

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