2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故で唯一、全町避難が続く福島県双葉町で30日午前0時、避難指示が一部解除された。帰還困難区域のうち町中心部の特定復興再生拠点区域(復興拠点)に限り、居住できるようになった。事故から11年5カ月ぶりに住民が一人も暮らしていない自治体が解消される節目となるが、地域コミュニティーや産業の再生など復興に向けた課題は多い。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE25BZX0V20C22A8000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1661769931