文春オンライン8月29日(月)12時0分

「テロリストに狙われている」「それは大変ですね」現役探偵も困惑した「ヤバい客」の対処法 から続く


「孫がパパ活をやっているかもしれないから調べてほしい」——探偵への依頼のなかで、近年、増加しているのが「子どもの調査」だという。


 なぜ安くない依頼料を払ってまで、保護者は子どもや孫のことを調査するのか? その理由をキャリア13年になる探偵・小沢氏に聞いた。(全3回の2回目/ #1 、 #3 を読む)

探偵 小沢氏「最近、パパ活系の相談はめちゃくちゃ増えていますね」


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「余命2カ月」を理由に婚約破棄してきた調査対象

——「余命2カ月」を理由に婚約破棄してきた調査対象がBBQをしている映像を見て、依頼者は「最後の晩餐なんですね…」と涙ぐんでいた。そんな小沢さんのツイートが大きな注目を集めました(10.7万いいね)。



探偵 小沢さん(以下、小沢) 浮気現場の映像を見せたときの反応は、依頼者によって本当にさまざまです。死んだような目で見続ける人、号泣する人、ガッツポーズで「よく撮れてる!」という人までいます。


 なかには、いたたまれなくて、場を取り繕うごまかしというか、なぜか冗談を言ってしまう人もいました。

ツイートの「最後の晩餐なんですね」の依頼者も、その場を取り繕うボケのつもりで言ったのだと思います。いや、むしろ場の雰囲気を明るく和ませようと僕に気を遣ってくれたのかな……。だから僕もそれに対して、ツッコむ形で「違うと思いますよ」と返したら、「フフッ」と笑ってくれて。

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https://news.biglobe.ne.jp/economy/0829/bso_220829_1049501241.html