※8/31(水) 17:00デイリー新潮

 高槻の“怪死事件”の捜査が大詰めを迎えている。保険金目当てで「養母」を殺害した嫌疑のかかる高井凛容疑者(28)はいまだ「黙秘」を続ける一方、大阪府警は近く殺人容疑などで起訴する方針だ。攻防の舞台はこれから法廷へ移ることになるが、その最中、凛容疑者が取った“奇策”に関係者の間で驚きの声が上がっている。

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 事件が起きたのは昨年7月。大阪府高槻市に住む高井直子さん(当時54)が自宅の浴槽で死亡しているのを親族が発見したことに始まる。高井さんの右手首には結束バンドが巻かれ、死因は溺死だった。

 高井さんは一緒に暮らしていた母親が数年前に老人ホームに入居して以降、自宅の一軒家にひとりで暮らしていた。亡くなる5か月前の昨年2月、高井さんと養子縁組し、その後、高井さんに掛けられた1億5000万円の生命保険の受取人になっていたのが凛容疑者である。

「7月に養子縁組届を偽造した疑いで逮捕された当初こそ、否認する姿勢を見せていた凛容疑者ですが、その後はすべての容疑の認否について黙秘を続けています。自供を得られる見込みはないなか、大阪府警は状況証拠を積み重ねていく手法で、8月25日に“本丸”の殺人容疑などで再逮捕。勾留明けの9月中旬にも起訴する方針です」(在阪テレビ局府警担当記者)

 これまでの捜査によって、事件に至るまでの凛容疑者の足取りなどが徐々に明らかになっているが、そこから浮かび上がるのは犯行の「周到な計画性」という。

「100円ショップ」で結束バンドを購入
 関西の有名大学でアメフト部に所属し、卒業後は大手コンサルテイング会社を経て外資系保険会社を渡り歩いた凛容疑者。事件当時は東京・赤坂の高級タワーマンションに住み、SNS上で自慢の黒のランボルギーニとともにポーズを決めるなど“リア充”ぶりをアピールしていた。

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Yahoo!ニュース: 高槻「保険金殺人」 事件の背景に28歳「養子」が貢いだ「モデル風恋人」、“無罪請負人”弁護士の登場で波乱の展開へ(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース.
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