ことし6月の生活保護の申請件数は、全国で2万800件余りと去年6月に比べておよそ7%増え、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
厚生労働省によりますと、ことし6月に生活保護が申請された件数は全国で2万881件で、去年6月に比べて1403件、率にして7.2%増えました。

生活保護の申請件数が、前の年の同じ月を上回るのは2か月連続です。

また、6月に生活保護の受給を新たに始めたのは1万7935世帯で、去年6月に比べて5.4%増えました。

厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響が長引く中、生活保護の申請件数は増減を繰り返している。コロナとの直接の関係性を判断するのは難しいが、今後も動きを注視する必要がある。生活に困っている人は、ためらわず自治体の窓口に相談してほしい」としています。

NHK NEWS WEB 2022年9月7日 12時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220907/k10013806951000.html