国民性というか、アフリカや南米の国々を見ていると、
永遠に成長できないんじゃないかと思えてきます。
温暖な地域の人は、あくせく働くことをしません。
それが文化とも言えますが、経済成長という面からみるとマイナスです。
結局、産業が発展していきません。

日本が高度経済成長できたのは、国民性として真面目で手先が器用で
物作りに向いていたという事が大きかったと思います。
しかしながら、同じようなことを世界に求めてもムリだという事です。

そういう意味でも、これから先、製造業で大きく成長するところはもう、
世界に残っていないと思います。
成長できた国は、すでに成長してきたとも言えるわけですから。

エミン・ユルマズ 経済学者