※2022/09/29 23:36

ロシアとドイツをバルト海経由で結ぶ海底ガスパイプライン「ノルトストリーム(NS)」で発生した大規模なガス漏れに関し、29日付の英紙ザ・タイムズは、英国防筋の見方として、ロシアの計画的な破壊工作の可能性があると報じた。スウェーデン当局はNSで4か所目のガス漏れを確認した。近隣国はインフラ(社会基盤)に対する攻撃への警戒を強めている。

 ザ・タイムズによると、漁船などの船舶から「数週間前に」爆発物を搭載した水中ドローンを投下し、ヘリコプターで起爆装置を海中に落とす手法が使われた可能性があるという。

 ガス漏れは、供給停止中の「NS1」で2か所、未稼働の「NS2」で1か所判明していた。スウェーデン紙によると、28日にNS2で新たなガス漏れが確認された。NS1、2にはガス管が2本ずつあり、すべてが損傷したとみられる。

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読売新聞オンライン: バルト海の大規模ガス漏れ、水中ドローンによるロシアのインフラ攻撃か.
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220929-OYT1T50279/