※10/8(土) 9:36配信
あなたの静岡新聞

 山梨県の長崎幸太郎知事は7日までに静岡新聞社のインタビューに山梨県庁で応じ、静岡空港(牧之原市)に東海道新幹線新駅を整備する静岡県の構想について、リニア中央新幹線の沿線自治体でつくる建設促進期成同盟会の中で実現に向け議論する考えを明らかにした。意見がまとまれば、国土交通省やJR東海に同盟会の総意として設置を要望する。長崎知事は静岡空港新駅について「リニアと東海道新幹線の沿線地域全体の利益になる」と強調した。

 長崎知事は8月、静岡県のリニア期成同盟会加盟を受けて開かれた臨時総会で鉄道、道路、空港など高速交通体系の研究会設立を提案し、了承された。今後、研究会の議題に静岡空港新駅を取り上げ、ほかの自治体の了承を取り付けた上で国などに提言したいとした。早ければ、10月下旬に予定される同盟会幹事会でほかの自治体に提案する。

 長距離高速移動のニーズが東海道新幹線「のぞみ」からリニアに移り、「ひかり」「こだま」の増発が想定される中、長崎知事は静岡空港新駅について「高速交通体系の整備に有効な手だてだ」と指摘。「静岡県にも他のリニア沿線自治体にも大きなメリットがある」と強調した。

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/177d639943f0cd1593200b79df8571e59b4b3db2