文化審議会は12日、江戸時代後期を代表する寺院建築の勝興寺(富山県高岡市)の本堂・大広間を国宝に、名古屋テレビ塔(名古屋市)など9件を重要文化財に指定するよう永岡桂子文部科学相に答申した。テレビ塔の重文指定は初。近く答申通り告示され、建造物の重要文化財は2557件(うち国宝230件)となる。

 勝興寺は、浄土真宗の寺院で、本堂は1795年、大広間は17世紀中期に建立された。本山に準じる真宗寺院として全国屈指の…(以下有料版で、残り310文字)

毎日新聞 2022/10/12 17:00
https://mainichi.jp/articles/20221012/k00/00m/040/118000c