衣料品チェーン「ユニクロ」を手がけるファーストリテイリングが13日に発表した2022年8月期決算(国際会計基準)は、純利益が前年の約1・6倍の2733億円となり、2年連続で過去最高を更新した。国内店舗数の2倍近くを抱える海外事業が伸び、さらに為替の円安傾向で利益が膨らんだ。

 売上高は前年比7・9%増の2兆3011億円。海外のユニクロの売上高は新型コロナ対策の行動規制があった中国などで苦戦する一方、東南アジアや豪州、北米や欧州で認知度が高まり、同20・3%伸びた。国内は肌着「ヒートテック」など冬物の売れ筋で店頭の欠品があったことなどから3・8%の減収だった。

 利益をさらに増やしたのは円…(以下有料版で,残り319文字)

朝日新聞 2022年10月13日 19時46分
https://www.asahi.com/articles/ASQBF6GVFQBFULFA01G.html?ref=tw_asahi