【宇宙】「極めて理に適っている...」遠心力でロケットを「放り投げる」新方式、試験に成功 [シャチ★]
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──大量の燃料を必要としていた従来の打ち上げ方式に代わり、遠心力で「放り投げる」案が実用化へ向かっている
米宇宙開発ベンチャーのスピンローンチ社が、ロケットを新方式で宇宙へと打ち上げる実験に成功した。地上に設置した大型装置で遠心力を発生させ、ロケットを上空へと射出する。
ロケットは高高度へと達したのち、残りの距離を自力で航行するしくみだ。従来方式と比較し、打上げに要する燃料とコストの大幅な節減が見込まれている。
同社はこの方式のテストを昨年から行なっている。最新となる10回目のテストが9月下旬に行われ、NASAなどのペイロード(積荷)を乗せた発射試験に成功した。
■ 1万Gを受けて上空へ
試験ロケットは、ニューメキシコ州の民間宇宙港である「スペースポート・アメリカ」から発射された。
この施設は高さ33mの鉄製で、白い円盤を縦に置いたような形状をしている。内部には巨大なアームが備わっており、打ち上げ時には先端にロケットを掴んだまま高速で回転する。然るべきタイミングでロケットをリリースすると、遠心力によって上方へと放たれるという原理だ。
スピンローンチ社が公開した本テストの動画では、カウントダウンが0に達すると同時に、打ち上げ施設の上に設けられた煙突状の射出口からロケットが勢いよく飛び出す様子を確認できる。ロケットは地表の重力の1万倍となる1万Gを受けながら大気圏内に放たれ、その後再び地表へと落下した。
同社がロケットの試験を開始したのは昨年のことだ。同社のジョナサン・ヤニーCEOは動画を通じ、わずか11ヶ月間で10回目となるテストを成功させ、打ち上げの信頼性を確認することができたと自信をみせた。
■ 帰還時は地面に完全にめり込む
今回射出したロケットは、「サブオービタル加速飛行試験機」と呼ばれるものだ。
サブオービタルとは、周回軌道へ乗せることを目的としていないことを意味する。試験でロケットは遠心力によって打ち上げられたのち、そのまま地表へと自由落下した。なお、スピンローンチ社のロケットは再利用型であり、本運用においても地表へと帰還することになる。
今回の落下時の衝撃は凄まじく、ロケットは地中深くに埋まることとなった。スピンローンチ社はロケットを掘り起こすのに重機を必要としたほどだ。打ち上げは9月27日であったが、試験成功の発表までに1週間以上を要した。これは地中からロケットを回収するのに時間を要し、搭載機器の無事の確認が遅れたためだとみられる。
10/18(火) 19:19配信 ニューズウィーク日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/5baaf7fd1758cfdc5d3798a41c877973caeb34ad
画像 従来方式と比較し、打上げに要する燃料とコストの大幅な節減が見込まれている......
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20221018-00010009-newsweek-000-2-view.jpg?pri=l&w=640&h=426&exp=10800
>>2に続く ■ 独特のボディ形状が生む「カオスな弾道」
スピンローンチのロケットは、弾丸をさらに引き伸ばしたような非常に細長い形状だ。そのサイズは人の背丈ほどと非常に小型となっている。
独特の形状は空気抵抗を減らすのに有利だが、質量が小さく表面積が大きいという特徴から、風の影響を受けやすい。これが別の問題を引き起こしており、同社プレスリリースによると「カオス的な弾道」を描いて落下するという。
そこで今回、落下軌道やペイロードにかかる加速度などのデータを収集すべく、NASAやエアバス・ディフェンス&スペース社などによる観測機器を搭載しての打ち上げが行われた。
NASAは本ロケットの通常と異なる打ち上げ特性を解析するため、加速度計、地磁気計、圧力センサーなど多数の機器を提供している。エアバス社は衛星システムを担当しており、ロケットが自身の姿勢を判断するのに必要な太陽センサーなどを提供した。
■ NASAも注目の「理に適った発想」
米テックニュースサイトのフューチャリズムは、「このアイデアは極めて理に適っている」とコメントしている。人工衛星を雲の上に届けるだけのために、重厚なロケットに頼る必要は必ずしもないとの立場だ。
ただし同サイトは、現状では飛行機の巡航高度よりもはるかに低い高さまで打ち上げられたのみだとも指摘している。大気圏外へと出るにはまだ時間がかかりそうだ。
人工衛星をめぐっては、小型で比較的安価に開発できる「キューブサット」の開発にも注目が高まっている。宇宙開発がコスト低減のステージへと移行するなか、最小限の燃料で軌道に投入できるスピンローンチ方式が実用化されれば、有力な打ち上げ手段となりそうだ。
本技術は、NASAが民間企業と協力して将来的に有力視される宇宙開発技術を見極める「フライト・オポチュニティ・プログラム」のひとつに選定されている。(おわり) 人工衛星の試験でも20Gしか要求されないのに一万Gて
資源打ち上げ用マスドライバーだろうか 中の人は、何Gくらい重力がかかるの?
人間に耐えられるの? 積載物がこのGに耐えなきゃいけないってのが欠点になるかな 1万Gとかどういう用途を想定してるんだ
人も機械も駄目だろ 馬鹿だなあお前らプレスを鵜呑みにして
これは地球からの打ち上げ用じゃなくて月からの鉱物資源の持ち帰りに使用するんだよ 地上での遠心力か
確かに新しい
ハンマー投げみたいに一瞬ズレたら大惨事になりそ 半分地中に埋まった観覧車みたいな装置しか思い浮かばない リニアレールで飛ばして宇宙ステーションから磁力アーム伸ばしてキャッチする方が早い うっかり射出角度間違えてボーリングみたいに地面を転がしたらどこまで飛ぶのかね。 専用原発を使う内径8m長さ5km超のレールガンで宇宙へ発射させろ 有人でやるのなら
1万Gに耐えられる人材育成が急務ですね 人間だもの
一万Gはきついわ
隣家の爺さんもゆうとったわ
Gは程々にしとけって 美しくないなあ
ジェットコースターみたいなマスドライバーにしようよ >>19
抽選会のガラガラと同じで中に入ってる玉がぐるぐる回って筒のところからポンと出てくる ロケットの下に巨大な長いスプリングを使うってのは駄目なのか 遠心力はあんまり関係なくて、打ち上げるときの初速をロケット本体ではなく外部から提供するってことだよね。
別の会社で研究してる飛行機にロケット積んで発射させるやり方の方が良さそう レールガン使う方が現実的だと思うがなw
高山に設置して宇宙に向かって射出すれば燃料節約出来るやろ 宇宙速度に達するまで加速するより、リリースするタイミング制御の方がシビアかもしれんな。 こんなの人間乗れないじゃん
乗れないロケットになんの価値がある 宇宙に金属や液体をデリバリーする目的なら使える気もする。
宇宙側でキャッチ。 ぐるぐる縦回転してから吹っ飛ばす
ガラポン式やろ?
パイロットが中でバターになってそう 狙ったところに落とせるならカオス弾道砲撃ができるわけだな >>22
アレは同じ原理で、衛星軌道から月軌道へ放り投げる奴だったな。 人間が乗ってたらグチャグチャになりそう…(´・ω・`) 仮に無人のみを対象にするとしても、搭載するペイロードは、最低でも1万Gに耐える仕様が求められるわけか?
しかも、1万Gで投入できるのは「飛行機の巡航高度よりもはるかに低い高さ」でしかないとなると、実際の運用では10万Gくらいはかかるのでは??
しかも、射出のタイミングがバグって、万一「水平方向に向けて」発射されたら、とんでもない大惨事起きそうだな。 >>62
物資運搬用や衛星飛ばすだけのロケットならいいのでは? マジンガーZの大車輪ロケットパンチは理に叶っていたのか かなり難しい事をやってる
ハンマー投げみたいなものだろ
ちょっと間違うとあさっての方向にいきそう 無人確定だとは思うが精密機械も送れないだろうし運ぶものすらかなり選びそうだな 人間は短時間の100Gで死ぬぞ
1万Gって何を乗せるのだ?
ってか脱出速度まで加速したら打ち出した瞬間に大気との摩擦で燃え尽きるわ なるほど完璧な作戦ッスねー不可能だという点に目をつぶればよーっての思い出した >>64
大豆とニガリを木綿袋に入れて打ち出せば
着地の瞬間に豆腐になる カタツムリの中の空気を抜いてるだろうから減速Gがかかるってことか? >>75
将来的にコロニー建設みたいな大量資材の搬出には使えそうね
月や火星に設置出来たら宇宙世紀の幕開けや 一万Gに耐えられるのなんて悟空やベジータぐらいだろ(´・ω・`) リニアカタパルト敷設して
999が飛び立つレールみたいにすれば良いのでは? >>75
空気抵抗で加熱されて丸焦げになるしなw
せめて成層圏からじゃないと厳しい 宇宙クレーンでいいじゃん。直径5mmのナノチューブ補強鋼線を使えば100kgくらいまで引き上げ余裕だろ。
地上とエレベーターをくっつけるとか、一々発射するっていう発想自体が幼稚。
引き上げろ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています