総務省が21日発表した9月の全国消費者物価指数(2020年100、変動の大きい生鮮食品を除く)は、前年同月比3.0%上昇の102.9だった。

消費増税の影響を除くと、上昇率が3%台となるのは1991年8月以来31年1カ月ぶり。

ウクライナ危機に伴う原材料価格の高騰に加え、記録的な円安が輸入材の価格を押し上げた。

政府・日銀が「物価上昇目標」とする2%を4月から6カ月連続で達成しているが、

日銀はエネルギー価格の高騰などの一時的な要因として大規模な金融緩和は継続する方針を示している。

毎日新聞 2022/10/21 08:53
https://mainichi.jp/articles/20221021/k00/00m/020/019000c