0001千尋 ★
2022/11/01(火) 19:10:55.09ID:t/z5QRgd9CO2を有効利用することで、水素の生産性向上も可能となる新たな技術を開発し、特許を取得しました。
都市ガス(LNGとLPGの混合物)、LPGから水素を製造する場合、
井戸元での生産プロセス由来、または、国内受入後の製造プロセス由来の
不純物(硫黄化合物、メタノール・水)を除去する必要があります。
この除去には、吸着材(ゼオライトなど)を用います。
ところが、吸着材は可燃性ガスも吸着してしまうため、吸着材を交換・廃棄する際は、
安全のため可燃性ガスを除去する作業が必要となります。
この作業に、これまでは「窒素ガス(N2)」を用いていましたが、「二酸化炭素(CO2)」を用いると
50分の1の時間で除去できることを発見し、この手法による特許を取得しました。
「窒素ガス(N2)」では約16時間かかっていた可燃性ガスの除去作業が、
「二酸化炭素(CO2)」では20分程度に短縮され、作業効率が大幅に向上しました。
なお、本手法は、都市ガス製造やLPGを噴射剤として利用するスプレー缶(エアゾール)の製造にも適用可能です。
詳細は、以下をご覧ください。
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00063.html?mid=pr_221031
https://www.jogmec.go.jp/content/300380558.png
https://www.jogmec.go.jp/content/300380559.png
https://www.jogmec.go.jp/content/300380560.png