※2022/11/1 19:38

茨城県は、新型コロナウイルスの罹患(りかん)後症状(後遺症)に関するアンケートで、回答者の約半数が療養後もせきや倦怠感(けんたいかん)などの症状があったと発表した。男女別では男性よりも女性に多く見られ、30、40代の女性では7割近くに上った。

調査は、1~3月の感染「第6波」に新型コロナ陽性が判明し、アンケート送付時点(6月14日)で療養を終えた4万424人を対象に実施。2441人(男性1129人、女性1312人)が回答した。


回答者のうち、後遺症があると答えたのは約半数に当たる1222人。男女別では男性の42%、女性の57%が療養後に何らかの症状があると答え、特に30、40代の女性では65%で後遺症が見られた(20歳未満では男女ともに3割弱)。

症状は男女ともに「せき」(男女計で総回答の41%)、「倦怠感」(同39%)の順で多く、「味覚障害」や「抑鬱」、「睡眠障害」、「嗅覚障害」なども約1割でみられた。

後遺症の大半は新型コロナ発症日と同じ週に出始めるが、「抑鬱」や「胸痛」などの約1割、「記憶障害」の約2割、「脱毛」の約4割は発症日から1カ月後以降に出始めるなど症状で差が見られた。

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https://www.sankei.com/article/20221101-2JX6YRYXB5LZNHUWMIJK6LIHB4/