農産物の搾りかすなど食用や飼料用に適さない部位でバイオエタノールを製造する動きが出ている。住友商事などは2025年にもアジア初の工場をタイに新設し、花王も商用生産の検討に入った。「第2世代」と呼ばれる新手法は、可食部分を使う一般的な製法に対して食糧不足の影響が緩和される利点があり、欧州では生産を後押しする動きが出ている。

住商はタイ石油化学大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)傘下のグローバ...(以下有料版で、残り1185文字)

日本経済新聞 2022年11月3日 21:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC034AX0T01C22A0000000/