>>930
国債売りオペは基本的にやらない。
FRBがやっているのは、以下。

1.テーパリング、量的緩和終了
(償還分再投資は継続)

2.利上げ
(潤沢なBSの当座預金付利を引き上げる)

3.量的縮小
(償還分再投資の停止(最大月950億ドル縮小))

2の初期では、中銀に赤字が発生する。なぜなら、
■中銀の収入
=保有国債の利回りは買い換えるまで上昇せず
■中銀の支出
=当座預金付利は、利上げの度に上昇する

この赤字をFRBは、繰延資産として処理する。
減価償却費のように損失計上を将来に先送る。