9日午後4時半ごろ、京都府舞鶴市沖で、府立海洋高(宮津市)の漁業実習船が航行不能になったと宮津海上保安署(同市)に通報があった。現場海域周辺を管轄する福井県敦賀市の敦賀海上保安部によると、同8時ごろに巡視船がえい航を開始。乗船中の高校生14人、教員2人、乗組員11人の計27人全員の無事を確認したとしている。

 巡視船は宮津市の港に向かい、到着は10日未明以降になる見込み。

 京都府教育委員会によると、実習船は9日朝に出発し、11日まで底引き網の実習を行う予定だった。

 敦賀海保によると、船のスクリューに底引き網が絡まったとみられる。

2022年11月09日共同通信
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