陸上自衛隊福岡駐屯地(福岡県春日市)は15日、2018~19年に所在不明となり256日間無断欠勤したとして、第4師団司令部の男性自衛官(50)を懲戒免職処分にした。所在判明後、駐屯地が調査していた際、さらに約2年間音信不通になり、処分まで3年以上要したとしている。

駐屯地は調査や手続きに問題はなく、自衛官は欠勤が始まって以降の4年以上、無給だったとしている。

駐屯地によると、自衛官は18年6月18日、部隊の帰隊時間を守らず、翌朝に戻ったことを上司から指導され立腹し所在不明になった。一時居場所が判明したが連絡不通に。21年、調査に応じるようになったという。

東京新聞
2022年11月15日 17時16分 (共同通信)
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