【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ブリュッセルの本部で記者会見し、ポーランドに着弾したミサイルについて「意図的な攻撃の結果だと示すものはなく、ロシアがNATOに対して攻撃的な軍事行動を準備している兆候もない」と指摘した。

 ストルテンベルグ氏は「(ミサイル着弾に対する)調査は進行中で、結果を待つ必要がある」と強調しつつ「予備段階の分析では、ロシアのミサイル攻撃から領土を守るために発射されたウクライナの防空ミサイルが原因である可能性が高いとされる」と述べた。

共同通信 2022/11/16 22:07 (JST)
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