「九州男児」は女性に不評!? 亭主関白などイメージ影響か 男性、50代以上は肯定的 九州4紙合同アンケート


 11月19日は男性の心身の健康やジェンダー平等に目を向ける「国際男性デー」。熊本日日新聞、西日本新聞(福岡市)、宮崎日日新聞(宮崎市)、南日本新聞(鹿児島市)の九州4紙は、合同で「九州男児」という言葉が持つイメージについてアンケートを実施した。「九州男児」に対し、男性では肯定的な評価が一定数見られ、半数以上が「これからも引き継がれていくべきだ」と答える一方、女性は否定的な評価が多く、引き継がれていくべきだと思う人も3割だった。

 アンケートは10月下旬、熊日の「SNSこちら編集局」(S編)など4紙のLINE登録者らを対象に実施。九州内外の2181人(女性1234人、男性894人、無回答53人)が答えた。

 九州男児というイメージが引き継がれていくべきかとの質問に対し、「そう思う」「ややそう思う」と答えた男性は55・8%。女性は30・7%にとどまった。

 九州男児のイメージを10点満点で尋ねたところ、男性の平均6・1点に対し、女性は平均3・9点と2点強低かった。男性では半数以上が7点以上を付けたが、女性は0点とした割合が最多で17・0%。年代別でも、50歳以上が平均5・6点だったのに対し、50歳未満は3・8点だった。

 九州男児という言葉からイメージされる単語を20個の選択肢から複数回答で選んでもらったところ、女性では「亭主関白」や「男尊女卑」など否定的な受け止めの言葉が上位を占めた。男性では「がんこ」が最多で、「勇ましい」など肯定的な単語も上位に入った。年代別でも50歳未満では否定的な言葉が目立つ一方、50歳以上では「一本気」などの単語も上位に選ばれ、性別や年代でイメージに差があることが分かった。

 九州7県の中で、九州男児の度合いが最も強いと思う県を尋ねたところ、鹿児島が42・5%で最多。熊本20・3%、福岡19・9%と続いた。九州男児と聞いてイメージする著名人では西郷隆盛が他を圧倒した。

 「身近に典型的な九州男児はいるか」との問いには「思い当たる人がいない」と回答した人が30・3%で最も多く、いわゆる九州男児が身近にいなくなりつつある現状をうかがわせた。

 アンケートはジェンダー問題に詳しい上智大法学部の三浦まり教授に監修してもらった。無作為抽出する世論調査とは性格が異なる。(立石真一)

熊本日日新聞 | 2022年11月19日 06:00
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