※11/21(月) 12:13配信
朝日新聞デジタル

 散歩中、人が倒れていた。自分は日本語を話せない、どうしよう――。あるベトナム人男性が機転を聞かせ、人助けに成功した。

 10月22日の昼下がり。カン・ド・チェンさん(35)は、大池寺(だいちじ)(滋賀県甲賀市)付近を散歩していた。枯山水の庭園と紅葉で知られる寺だ。

 ハノイ出身で2018年に来日した。同市の金属加工業「八代製作所」の社員だが、この日は休みだった。母国には8歳の娘と5歳の息子がいる。日本の風景を送ろうと、スマートフォンで写真を撮っていた。

 近くの池を通りかかったとき、手を上げる人間が見えた。「う~」と弱々しく声をあげ、体は泥だらけ。池のほとりの沼のようになっているところにはまり、横たわっていた。近くに自転車も倒れていた。

 助けないと。でも、日本語は話せない。119番通報をしても説明できない。

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