11/22(火) 12:50配信 三重テレビ放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/207b8f73259c0de2d49e7c746c76da38390367ad

 鍋料理がおいしい季節になりました。三重県尾鷲市では、マハタの出荷が最盛期を迎えています。

 マハタは、天然物の漁獲量が少なく味も良いことから「幻の高級魚」と呼ばれ、主に刺身や鍋の具として食べられます。

 尾鷲市や紀北町では約30業者がマハタを養殖し、全体で30万匹ほどが出荷されていています。

 静かな入り江の湾を利用して養殖を行う尾鷲市三木浦町では、1業者あたり年間1万5000匹から2万匹を出荷しています。

 三鬼大さんの養殖場では例年2万匹ほどを出荷していますが、今年は海水温が高く推移したことから約半数が病気で死んだということです。

 生産量は落ち込みましたが、2年間飼育されたマハタは全長40センチ、重さは1.3キロとなり、1匹ずつ区切られて出荷されています。

 マハタの生産量が全国1位の尾鷲市ではブランド化に取り組み、鍋の具や刺身、煮つけにするとおいしい魚として一般の人たちにも気軽に購入できる魚にしたいとしています。