0001シャチ ★
2022/11/23(水) 21:27:00.03ID:Ba4L0URy9いすみ鉄道は、大原駅(いすみ市)と上総中野駅(大多喜町)間の26・8キロを結ぶ。JR東日本から旧木原線を引き継ぐ形で、1988年に第3セクターとして営業を開始した。
キハ58系は旧国鉄時代の61年に急行用として製造が始まり、約1800両が全国で活躍。「キハ28形―2346」は64年に製造され、山陰や北陸を走った。うち1両がJR西日本から2012年にいすみ鉄道に譲渡され、約9年8か月間、土日祝日の急行やレストラン列車として使われた。
だが、老朽化が激しく、運転席の塗装ははげ、乗客の座席の色あせも目立つ。
来年2月には車検に当たる全般検査が迫るが、機器の交換や修繕が必要で、同社の年間運賃収入の約6000万円を大きく上回る約1億円の費用がかかる。古竹孝一社長(51)は「運行を続けたいが、資金面を考えると難しい」と話す。高崎浩運転士(62)は「スピードも出ず、運転も難しかったが、頼りになる車両だった。もう少し運転したかった」と引退を寂しがる。
最終日の27日には、国吉駅(いすみ市)と大多喜駅(大多喜町)でお別れイベントを開く。引退車両は国吉駅での展示や3Dデータ化を計画しており、費用280万円をCFで集めている。古竹社長は「多くの人の力を借り、良い形で残せたら」と話している。
11/23(水) 20:04配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd221aa78a813f938c4059b981a9c07a078192a
田園地帯を走る「キハ28形―2346」(いすみ鉄道提供)
https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/11/20221123-OYT1I50106-1.jpg?type=large