鹿児島 NEWS WEB

11月24日 17時43分

枕崎市出身で、大相撲の立行司36代木村庄之助を務めた山崎敏廣さんが肺がんのため、23日亡くなりました。
74歳でした。

枕崎市出身の山崎さんは、昭和39年の夏場所で初土俵を踏み、平成23年の九州場所で県出身者として初めて最高位の立行司、36代木村庄之助を襲名しました。

入門以来、1日も休まず務め続け、誠実な人柄と土俵態度で多くの人に愛されてきましたが、平成25年の夏場所に定年を迎え49年の行司生活を終えました。

その功績をたたえようと平成24年に枕崎市民栄誉賞が贈られたほか、翌年には鹿児島県の「スポーツ部門」の特別賞が贈られています。

地元、JR枕崎駅の駅舎の看板は山崎さんが揮ごうしたものです。

日本相撲協会によりますと山崎さんは肺がんのため23日、74歳で亡くなり、通夜は今月28日、告別式は今月29日に東京都内で執り行われるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20221124/5050021215.html