※11/29(火) 14:08配信
MBSニュース

 3年前に大阪市立大学病院で、全身麻酔で骨折の手術をした男性への処置を怠り、男性が一時心肺停止になっていた医療事故について、病院側が会見を開き、事故があったことを明らかにしたうえで謝罪しました。男性は今も意識不明の状態です。

 病院などによりますと、2019年に当時の大阪市立大学病院で、右手首を骨折した男性(当時79歳)が全身麻酔で手術を受けた後、鎮静薬などを投与されました。男性は容態が急変して一時心肺停止になりましたが、心拍などを測る機器が繋がれておらず、医師が看護師に“多めに投薬したこと”を説明していなかったことから発見が遅れたということです。男性は今も意識不明です。

(男性の長男)
「お父ちゃん、聞こえる?聞こえる?」

11月26日、パソコンの画面に向かって長男(53)が必死に声を掛ける先には、3年間意識が戻らない82歳の男性の姿があります。

(男性の長男)
「(面会の時は)コーヒーの匂いをかがせてあげたり、いろいろやってあげたいことがある」

(男性の長男)
 「(主治医は)『手首の骨折やから、危険性がないから、経過が良ければ翌日に退院できる』と。1時間もせんと帰ってくると言われていたけど、2時間半くらいしてから戻ってきたんかな、大いびきかいて(寝ていた)」

公表なく「どうにかして隠し通そうとする姑息なやり方」長男怒り

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/bedb7378ed2979690c894674a4ed8306f21f024d